本マニュアルは建物規模約5,000㎡官庁施設にて蓄熱システムを採用した場合のモデル設計例で、経済性、省エネルギー性を確認しました。蓄熱システムの設計に携わる設計技術者の手本となるべく設計例(計算、設計の手順書)を作成しています。 また付録として、蓄熱システムの経済比較プログラム「TES_ECO」を添付し、利用者の便を図っております。
目次第1章:建物条件と熱負荷
モデル建物の設定条件から熱負荷計算を行い、建物の負荷パターンの整理と採用システムの条件整理を行います。
第2章:熱源システムの検討と各機器の選定
熱源機システムの設計についてまとめています。
TESEP-Wを利用して温度プロフィールなどをシュミレーションし、初期想定した送水温度条件、利用温度差、蓄熱槽効率、概算水槽容量などの仕様や容量の確認を行います。
第3章:蓄熱システムの採否検討
蓄熱システムまた、非蓄熱のイニシャルコスト、ランニングコストの比較計算例を付録のTES_ECOを用いて解説しています。
第4章:空調機器の再選定
空調機器の実際に用いる機器による再選定を行います。
第5章:制御システムの設計
空調システムの効率化を図るために、最適な制御システムの構成について記述しています。
第6章:設計主旨書
運用管理者に引き渡すときに必要な設計主旨書の例について記述しています。
第7章:操作説明書
運用管理者に引き渡すときに必要な操作説明書の例について記述しています。
添付資料
蓄熱システムに関連する機器リスト、系統図、平面図、制御図および建築平面図等を添付しています。
- 蓄熱システムの関連設計図
- 建築関連図
付録
A. 設計経過資料
一連の設計に関する豊富な詳細資料を添付しております。
詳細は目次をご覧ください。
B. 技術資料
- SI単位換算値料
- 蓄熱システムの設計、制御チェックリスト
- 用語集
- 蓄熱槽効率推定表に関する補足事項
- 水蓄熱システム経済比較プログラム「TES_ECO」